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チョン・イル日本ファンカフェ『ILWOOSTORY Japan』

チョン・イル君の日本ファンカフェです!韓国公式カフェ「ILWOOSTORY」承認のもと活動中!

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【レビュー】太陽を抱く月 第9話

2013.03.18 Mon | 編集

【レビュー】太陽を抱いた月 第9話■太陽を抱く月 第9話 ”太陽のそばに隠れた月”

■登場人物:イ・フォン(キム・スヒョン)/ヤンミョン(チョン・イル)/
ホ・ヨヌ,ウォル(ハン・ガイン)/ホ・ヨム(ソン・ジェヒ)/シン氏(ヤン・ミギョン)/
ウン(ソン・ジェリム)/ソル(ユン・スンア)/ヒョンソン(チョン・ウンピョ)/
国巫チャン氏ノギョン(チョン・ミソン)/チャンシル(ペ・ヌリ)/
ミナ王女(ナム・ボラ)/大妃ハン氏(キム・ソンギョン)/大王大妃ユン氏(キム・ヨンエ)/
ユン・デヒョン(キム・ウンス)/中殿(ボギョン:キム・ミンソ)/ナ・デギル(キム・ミョングク)/
オ・ヘソン(イ・ジョンフン)/ムン・ジバン(パク・キルス)

*7話以降は、台本が入手出来なかったので大目に見てくださると幸いです(汗)
*画像はクリックで大きくなります。
*動画はこちらでご紹介しています^^


レビュー作成日:2012.3.16


追記(2013/3/18)→ NHK BSプレミアム(カット版)をご覧の皆様へ
カットシーンを青字にしてますので参考にして頂ければ幸いです^^
                    関連タグ:レビュー 太陽を抱く月       

康寧殿(王の寝殿)。
フォンの額にあてていた手を離すウォル。
再び手をフォンの額にあてようと躊躇していたその時、フォンが目を覚ます。
ウォルに気付くフォン。
後ずさりするウォルの手をつかみ、布団に押し倒すフォン。
ウンも立ち上がる。

フォン「誰だ?何故ここにいる?!言え…お前の正体は何だ?!(外へ向かって)ロウソクを持って来い!!」

ヒョンソンと女官達が慌てて入ってくる。

フォン「(ヒョンソン達の方をにらみ)何をしておる!部屋の中のロウソクを全部つけろ、早く!」

女官達に準備させたロウソクで部屋が明るくなる。
フォンは布団の上にウォルを倒した姿勢のまま

フォン「(ウォルをじっと見つめながら)お前が…お前が何故ここにいるのだ?」



星宿庁 ウォルの部屋。
ソルは布団に入るがなかなか寝付けない。
その横で縫い物をするチャンシル。

ソル「(いきなり起き上がり)まさか、何もないわよね?(ソルに近寄り)ねぇチャンシル、あんた何か感じない?」
チャンシル「深い闇が集まって来てるわ。」
ソル「深い闇が集まって来てる?それどういうこと?それってどういう意味なの?!」
チャンシル「(ソルの顔を向こうに押して)姉さんが遮るから暗いって言ってるの!」
ソル「えーい、まったくもぅ…」



康寧殿。
ウォルを座らせ手を掴んだまま
フォン「誰の命で動いている?」

早く答えろというようにウォルの手を引き寄せて

フォン「あの日、温陽で出会ったのも、その者の命令か?そいつがお前に何を命じた?
私を誘惑しろと命じたのか?でなければ、この手で私の首を絞めろと命じたのか?!
そうでもないなら、私が眠っている間にこっそり殺せと命じたのか?!
言って見ろ!一体誰の命で動いてる間者なのだ!お前は!!」

ウォル「間者だなんて…違います。私はただの、厄受け巫女に過ぎません。」
フォン「厄受け巫女?」

そこへナ・デギルが駆けつける。

ナ・デギル「王様、お怒りをお収めください。この娘は星宿庁の巫女で、
王様のお体の回復のためにこちらに入っただけ、間者ではございません。」

フォン「ただの巫女、間者ではない…」
ナ・デギル「さようでございます。人間ではなく、ただのお守りだとお考えください。」

フォン「(ナ・デギルを見ながら)ならば、人間でもない者が無礼にも、私の体に手を触れたというのか?
申してみよ!この手が、私の首を絞めないという証拠がどこにあるというのだ?!」

ナ・デギル「(震えながら)王様…」

ウォル「恐れ多くも王様のお体を汚した罪…死に値する大罪でございますが、
何卒私にも弁明申し上げる機会をください。」

フォン「弁明…(ウォルの手を離し)申してみよ。」

ウォル「総じて…天地を動かす季節も…しばし休んでこそ土を暖めることができ、
花を咲かせることが出来ると言います。ましてや、一つの国を肩に背負われた王様でございます。
これ以上申し上げなくてもお分かりのはずです。」

フォン「四書五経を読むといったな、さすがに口が上手いな。」

ウォル「王様の深い眠りは、太平聖代(国の平和)の根幹になるのです。
ご病気のお体で、どうやって数万の国民の憂いを抱きとめられましょうか?
ですから私はただ、王様がお休みの間だけでも、ご政務の疲れと…心の中に抱いた苦しみをお取り除きになり、
ゆっくりお休みになられることを願う思いで…」

フォン「今、心の中に抱いた苦しみと言ったか?」
ウォル「え?」

フォン「巫女だと言ったが、お前の目は、人間の心の中が全部読み取れるようだな。
して、私の体に触れたのか?心の中を読もうとして?」

ウォル「恐れながら、王様が寝言で呼ばれた女性の名前が…
王様の苦しみとなっているようでしたので…慰めて差し上げたいという思いで…
恐れ多くもお体に触れる不敬を犯したのでございます。」

フォン心の声「(ウォルをじっと見つめながら)違う、この娘はヨヌではない。
ヨヌならば、自分の名前を聞いて知らないフリをするはずがない…錯覚だ…惑わされたのだ…」

ウォル「王様?」

フォン心の声「(ヨヌだという思いを)振り切る…べきた。」

フォンは、思いを振り切るように立ち上がりウォルに背を向けたまま
フォン「その女を今すぐ…(目を閉じて)宮殿の外に放り出せ…」

ウン、ヒョンソン、驚いた表情。
ヒョンソン「王様…」
フォン「何をしておる!御命が聞こえぬのかーー!!」
ウォル「王様、王様…王様!王様!!」

女官達に連れられ部屋を出て行くウォル。
フォンを見つめながら…ウン、ヒョンソン、悲しげな表情。
フォンは目を閉じたまま…



星宿庁 外。
地面にへたり込んでいるウォル。
ナ・デギル「この不届き者!」

その時、ノギョン、ソル、チャンシルも駆けつける。

ナ・デギル「恐れ多くも王様のお体に触れるとは、こいつ、頭がおかしいんじゃないのか?
見つかったなら大人しく座って処罰を待つんだよ!恐れ多くも王様に口答えするなんぞ、もってのほかだ!
こいつを直ちに密室に閉じ込めろ!」

軍士達「はい。」

ウォルを連れて行こうとしていると

ソル「お嬢様!」
ノギョン「思いとどまってください!この子は星宿庁所属の巫女ですから、神法に従い処罰します。」

ナ・デギル「お体を犯した大逆罪人を、どうやって神法で裁くのだ?(軍士達に向かって)何をしている、
さっさとこいつを連れて行け!」

ノギョン「旦那様!」

連れて行かれるウォル。
ノギョン達は軍士達に制止される。

ナ・デギル「そいつの額に刺字(罪人の顔や腕に罪名を刺青する罰)を刻み辺境に追放するから、
私が命じない限り、水一杯も飲ませてはならん!」

ノギョン、顔面蒼白…



密室。
暗い密室に閉じ込められるウォル。
息苦しくなり扉に駆け寄り助けを求める。

ウォル「開けて下さい!神母様、神母様!開けて下さい!開けて下さい!」

必死に扉を開けようとするウォル。

ウォル「開けて下さい…どうか開けて下さい…王様~」



康寧殿。
布団の上に座っているフォン。

回想。
眠っているフォンの寝顔を見ながら微笑んでいるウォルの姿。
先程、フォンの部屋からウォルが連れて行かれる場面。
ウォル「王様…王様!」

現実。
どうしても振り切れないウォルへの思い…



密室。
ウォル「王様…」
力なく扉を叩くウォル。

回想。
ナ・デギルの声「さようでございます。人間ではなく、ただのお守りだとお考えください。」
フォン「人間でもない者が無礼にも、私の体に手を触れたというのか?」

現実。
涙するウォル。




都の一角。
何かを考えながら通りを歩くヤンミョン。

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

回想。
ウォルを温室に向かわせ、一人でナ・デギルの輩達と戦うが、後ろから頭を殴られ倒れこむ場面。

現実。
輩1の声「教授達が巫女を捜しているから、早く行こう!」

何かに気付いたように歩き始めるヤンミョン。

【レビュー】太陽を抱く月 第9話



宮殿の一角。
ナ・デギル「このことは、絶対に外へもらしてはならんぞ、(小声で)分かったか?」
軍士「はい。行くぞ!」

気付くと、ヤンミョンが立っていた。驚くナ・デギル。

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ヤンミョン「やぁ~~久しぶりだな。命課学…教・授!」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話



觀象監(クァンサンガム)。
椅子に座り、おどおどしているナ・デギル。
リンゴを片手にテーブルに腰掛けるヤンミョン。

ヤンミョン「そんなにビクビクするなよ。まさか、私がお前を捕って食うと思うか、ん?」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ナ・デギル「王親が觀象監にお入りになるのは、危険なことだとご存じないのですか?」

ヤンミョン「知ってるさ、知らない訳ないだろ。
昔、星宿庁、昭格署、觀象監が介入した大謀反があったんだよな?そのことを言ってるんだろ?」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

リンゴをかじろうとすると、頭が痛むヤンミョン。
【レビュー】太陽を抱く月 第9話

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ナ・デギル「恐れながら、それを承知の上でこちらへいらした理由は…」
ヤンミョン「先にさ、ここちょっと見てくれ。(頭に手をあてながら傷を見せる)どうだ?すごく痛そうだろ?」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ナ・デギル「痛そうではありますが…」
ヤンミョン「何故こうなったのか、聞かないのか?」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ナ・デギル「何故そのようなおケガを?」
ヤンミョン「この前、暴漢に追われてた巫女を助けてあげて負った傷さ。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

青ざめるナ・デギル。

ヤンミョン「あ!その巫女の前でいろいろかっこいいフリしたんだけど、どういうわけか、
こん畜生どもが割り込んできて、犬を引っ張るように連れて行ったんじゃないか?
その暴漢達の話では、教授…達が、その巫女を捕まえて行ったとか。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ヤンミョン「して…(指をトントンと軽く頭にあてて)こわれた頭をちょっと回転させてみたんだ。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ヤンミョン「教授か…典医監、惠民署、司譯院…は違うだろうし、ならば戸曹の算學教授だろうか…
と思ったけど違う。刑曹の律學教授も現場へは直接行かないだろうし…」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ヤンミョン「すると残る所はたったひとつ…それは觀・象・監。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ヤンミョン「その中でも(テーブルをバンと叩いて)命課学 教・授!!
(真剣な表情になり)あの巫女は、今どこにいる?」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ナ・デギル「その巫女の行方を何故私が知っているのですか?
私はただ異端者を攻撃して左党を排斥しろとの命を受け、
都から巫覡(神に仕える人、巫=女性、覡=男性)と僧侶達を追い出しただけです。」

ヤンミョン「その時私もちょうど僧侶に変装していた。なのに何故私を追い出さなかったのだ?」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ナ・デギル「その女が淫事を行い、惑世誣民(世人を欺いて惑わす)罪を犯したため、追捕が至急だったので…」

ヤンミョン「追捕してどこへ送った?龍山江(追い出された巫覡達が作った部落)か?」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ナ・デギル「違います。その罪の程度が悪く重かったので、遠く辺境へ追放しました。」

ヤンミョン「ならば、巫籍(巫女の名簿)をあたれ。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ナ・デギル「巫籍に名前もなく淫事を行ったので、追捕したのではありませぬか…」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話



大王大妃殿。
深々と雪の降る中、重い足取りで大王大妃殿へ向かうヤンミョン君。
すると中から大王大妃ユン氏と大妃ハン氏が出てきた。

大妃ハン氏「ヤンミョン君!」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ヤンミョン「(二人に歩み寄り一礼して)康寧殿に向かうお二人、とても急いでいるようにお見受けします。
ひょっとして王様に何かあったのですか?」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

大王大妃ユン氏「何故そのようなことを聞くのだ?王様に何か起きて欲しいのか?」

大妃ハン氏「母上様!」

大王大妃ユン氏「禧嬪(ヤンミョンの母)もいない宮殿に何のようで来たのですか?」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

大王大妃ユン氏「宮殿への出入りには気を遣えという先代の遺言をもう忘れたのですか?」

大妃ハン氏「何故そのようなことを?母上。王様のお体を心配して
入宮したのではありませんか…(ヤンミョンを見て)そうであろう?」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

大王大妃ユン氏「最近はずる賢い者どもがお前の所に集まっているそうじゃないか?」

ヤンミョン「それは…私とは関係のないことでございます。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

大王大妃ユン氏「はっ、コバエが何もなく集まってくるはずがないであろう。
誰かがきな臭い匂いを漂わせるから集まってくるのだ。
しかしこれだけは覚えておいてください。この私が生きている限りは、
ありえないことなのです。お分かりでしょうか?ありえないのです。行きましょう、大妃。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

立ち去ろうとする大王大妃ユン氏に向かって
ヤンミョン「おばあ様。」

振り向く大王大妃ユン氏。

ヤンミョン「おばあ様が垂簾聴政(王の代理で政治を引き受けること)なされた時だけは、
そういうことがなかったようで、私も実に残念でございます。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

大王大妃ユン氏「今何と申しましたか?」

ヤンミョン「私の家の前にコバエの群れが集まるのは、きな臭い匂いのせいではなく」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ヤンミョン「王様に、王位を譲り渡す跡継ぎがいないからではありませぬか?(大王大妃の表情が一変!)
王様が健やかになるためには、おばあ様から長生きのコツを享受されるべきなのに…
実に心配です。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ヤンミョン「そうでなくても、おばあ様よりは私の方がこの先、長いだろうから…
今まで生きてこられて、今回の件はさぞご心配なことでしょう。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

大王大妃ユン氏、言葉が出ない…

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ヤンミョン「おばあ様のご健康のために私は、時々入宮して
愛嬌をふりまきに参ります。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ヤンミョン「では。(一礼して)お元気で。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

くるっと背を向け、キリっとした表情に変わり、その場を去るヤンミョン君。

【レビュー】太陽を抱く月 第9話



康寧殿。
大妃ハン氏「本当にお体は大丈夫ですか?」
フォン「ご覧の通り、元気ではありませぬか。健やかです。」

大妃ハン氏「本当に良かったです。昨夜、康寧殿の宮人達の動きが騒がしかったと聞いて、
体調がまた再び悪くなられたのかと思いました。」

フォン「何でもありません。心配しないでください。」

大王大妃ユン氏「もっとお元気にならなければなりません。
さすれば、ヤンミョン君を王座に座らせようとする、愚か者達もこれ以上踏み込むことができないでしょう。」

大妃ハン氏「何故そんなことばかりおっしゃるのですか?母上。極悪非道な者達が勝手にふるまってるだけ。
ヤンミョン君が何故そのような欲を抱きましょうか?」

大王大妃ユン氏「ヤンミョン君は、その存在自体さえも危険な人物なのです。
もっともっとお元気にならなければなりません、王様…
急いで元子(王子)をもうけてください。それより、ヤンミョン君と距離を置くべきでございます。
そうされてこそ、王座を強硬にすることができるのです。よろしいですね?」



寺。
礼拝しているヤンミョンの母パク氏。そこへヤンミョンが訪ねてきた。

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

パク氏「ヤンミョン君!」
ヤンミョン「母上!」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

二人は部屋でお茶を飲む。

ヤンミョン「そんなに熱心に何を願っていたのですか?」

母パク氏「私はいつも王様のご健康を祈ってるのよ。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

母パク氏「ヤンミョン君にきれいなお嫁さんをください…ということも願っています。
(切なそうに母を見るヤンミョン)何故そんなお顔を?」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ヤンミョン「その質素なかんざしがなくても、母上の髪はいつもきれいです。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

母パク氏「仏門に帰依しても、まだ煩悩を払うことが出来ず断髪出来ませんでした。
いつか煩悩を払ったら必ず…」

ヤンミョン「そのままに、しておいて下さい。もしかしてお気づきですか?」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ヤンミョン「万が一、王様の身に何かあれば、母上が大妃の座に上がるということを。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

母パク氏「ヤンミョン君!何故そのような不届きなことを申すのですか?
王様の安全が即ちヤンミョン君の安全であることをご存知ないのですか?」

ヤンミョン「もちろん分かっていますよ。生まれてから今日まで、
いつも母上に言われ続けてきましたから。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

母パク氏「ヤンミョン君…木はじっと立っていようとしても、風が止まず
結局曲がって揺れるものです。どうか、そのどんな風にも曲がらないで下さい。揺れないで下さい。
その道だけが王様の王座を安らかにし、ヤンミョン君がご無事でいられるのですよ…ヤンミョン君。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ヤンミョン「母上は…輪廻を信じますか?私は心を無にしました。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ヤンミョン「権力も富と栄華、そのどんなものにも欲がありません。 ただ…ただひとり。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ヤンミョン「転生というものがあるならば、また会いたい人がいるだけです。
その人が私に気付かないかもしれない。今回も私でない、他の人を選ぶかもしれない。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ヤンミョン「もしかしたらすでに会っているのに、再び逃すことになるかもしれない。それが心配なだけです。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ヤンミョン君をじっと見つめる母パク氏。



都の一角。
母と別れ、一人歩くヤンミョン。
するとそこは、ウォルを助けるために一緒に走った道だった。

ヤンミョン心の声「どこに行けばお前を…見つけられるのだ…」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話



康寧殿。
フォンは茶を飲みながら

フォン「ウン…お前も兄上がそんなお方だと思うか?お前は兄上をよく知っているから、
どう思うか言って見ろ。」

ウン「お疑いなのですか?」

フォン「私は兄上を疑っていない。周りがしきりに揺さぶるから…曲がる前に折れそうで恐ろしいのだ。
滑稽ではないか?王の座というものが、血を分けた兄弟さえも政敵と見ねばならないなんて。
今日に限ってこの座が…実に疲れてだるく感じられるな…」

回想。
ウォルの声「王様がお休みの間だけでも、ご政務の疲れと…
心の中に抱いた苦しみをお取り除きになり、ゆっくりお休みになられることを願う思いで」

現実。
フォン「ウン…」
ウン「お申し付けください。」
フォン「星宿庁の巫籍(巫女の名簿)を一度、確認してくれ。」
ウン「何を確認するおつもりですか?」
フォン「領相(ユン・デヒョン)側の動きも調べてくれ。」
ウン「間者であることを確認せよと仰せですか?間者でないことを確認せよと仰せですか?」

フォンは目を閉じた…



密室。
ウォルは床に横になっている。



ホ邸。
シン氏「(夢にうなされ)ヨヌ…ヨヌ!ダメよ、ヨヌ…ヨヌ!」
目を覚まし起き上がり、あぁ夢だったのね…とシン氏。
すると…幼いヨヌの幻が現れシン氏の手を握る。

シン氏「ヨヌ?…(抱きしめて)おやまぁ私の子供、あぁ私の子犬…生きていたのね、
生きていたのね。(ヨヌの服装を見て)寒いのにどうしてこんな薄着なの?
風邪でもひいたらどうするの?痛くはなかった?苦しくなかった?(首をふるヨヌ)
寒くなかった?怖くなかったの?何か言ってごらん…」

幼いヨヌ「母上…」
シン氏「なぁに?」
幼いヨヌ「ずっと…お元気でいてください…」

今度は現実に、ハッと目を覚まして起き上がり、幼いヨヌの姿を捜すシン氏。



密室。
ウォル「母上…母上…」
眠りながら涙を流すウォル。



星宿庁。
祭壇の前に座り目を閉じるノギョンに向かって

ソル「お嬢様をあのままにしておくの?おばさん、国巫なんでしょ?
顔に刺字(罪人の顔や腕に罪名を刺青した刑罰)されるんでしょ?私今すぐ行って門を壊して…」

ノギョン「静かにしなさい!考えをまとめてる最中だから。」

ソル「考えるだけで解決できるの?お嬢様、偉そうな誰かさんのせいで暗くて寒い密室で息苦しいはずよ!
いっそ王様の所に行って、事実をすべて話して。王様が殺そうとしている巫女が即ちホ・ヨヌ…」

ノギョン「(パッと目を開け)口を慎みなさい!!もう一度むやみに口にしたら、
お前のその口を引き裂くよ!方法を探しているから、取り乱さないで、今すぐ出て行きなさい!」



ホ邸。
庭からヨヌの部屋を眺め、妹を思い出し涙するヨム。

回想。
ヨヌ「兄上、ヨヌです。」
ヨムの部屋に入るヨヌ。
ヨム「もう、一緒に本を読む時間か。どれどれ~今日は何を読むんだったかな?」
ヨヌ「兄上のお顔、悩み事でいっぱいですよ。」


現実。
その場を去ろうとすると部屋の中から泣き声が聞こえてきた。
急いで部屋に駆け込むヨム。
するとヨヌの本を抱きしめて泣き崩れている母シン氏。

ヨム「母上…しばらく大丈夫でしたのに、何故また泣いているのですか?」
シン氏「ヨヌが、うちのヨヌが私のところに会いに来たの。」
ヨム「母上…」

シン氏「何か言いたいことがあったように見えたんだけど…
確かに私に何か…話があったように見えたんだけど…あの子優しいから、
私がつらくなると思って…ただ涙だけ流していたんだわ…かわいそうだわ…私の愛しい子…」



ミナの部屋。
刺繍をしているミナ王女。針が手に刺さり叫ぶミナ王女。
ミン尚宮「どうなさいましたか?また針が手に刺さったのですか?」
ミナ王女「不吉だわ…」
ミン尚宮「何度も針が手に刺さっているのに、何が不吉だというのですか?」

ミナ王女「私が不吉だと言ったら不吉なの!これ見てよ。
旦那様の官服(官吏が着た制服)に血がついたじゃない!」

ミン尚宮「ですから今日はもうお休みになって、明日すっきりした気持ちで再開なさってはどうですか?
と申し上げましたのに。(立ち上がろうとするミナ王女に)どちらへ?」

ミナ王女「お義母様に教えてもらわなくちゃ。」
ミン尚宮「王女様、人定(夜の通行止め)のお時間が過ぎました。」
外に出たミナ王女を追いかけながら
ミン尚宮「王女様、王女様…」

ミナ王女がシン氏の部屋へ入ろうとしていると…

ミン尚宮「儀賓大監!(王族の身分ではないが、王族と結婚した人)」
ミナ王女「旦那様!お義母様!」

見ると、倒れそうなシン氏を支えながらヨムが歩いてきた。

ミナ王女「どうなさったのですか?旦那様…」
ヨム「ヨヌの部屋にいらしたから、おつれしたところです。」
ミナ王女「しばらく行かれなかったのに、急にまたどうして…」
ヨム「申し訳ないが母上をお願いします。(使用人へ向かって)パクさん!ヨヌの部屋の鍵を探して来い!」



交泰殿(王妃の寝殿)。
眠っている中殿。何かにうなされている。

夢の中。
世子嬪に選ばれた幼いヨヌへ、お辞儀をしている幼いボギョン。

現実。
ハッと目を覚ますボギョン。

中殿心の声「あの子が何故?死んだはずのあの子が私の夢にどうして?」



康寧殿(王の寝殿)。
なかなか寝付けないフォンはウォルの言葉を思い出していた。

ウォル「恐れながら、王様が寝言で呼ばれた女性の名前が…
王様の苦しみとなっているようでしたので…慰めて差し上げたいという思いで…
恐れ多くもお体に触れる不敬を犯したのでございます。」




翌朝、宮殿の一角。
フォン「厨房の女官達か?」
女官達「さようでございます。」
フォン「朝食にまたチョンゴル(すき焼き鍋)を出したな。」
女官達「さようでございます。」
フォン「ならば…私はチョンゴルだけ食べて死ねということか?
もう一度チョンゴルを出したら…刑に処するから覚えておけ。」

女官1「体調がすぐれないのか、また冷たくなられたわね…」
女官2「そうよね。もうチョンゴルは出せないわね、ね?」
女官1「微笑みを浮かべる姿、とってもステキだったのに…(フォンの真似をして)
チョンゴルとても旨かった、ごちそうさま…そうおっしゃりながらこうして…」

女官2「もう一度だけ(あのようなお姿を)拝見できたら…」
女官3「中殿様!」
女官1「中殿様、お許しください。」

チョ尚宮「こらお前達!どこの者だ?!今すぐ罰を…」

中殿「やめておけ、チョ尚宮。王様の顔色が良くなられたというのだ、
これ以上嬉しいことはないであろう。私は聞かなかったことにするから、気にするでない。」

と微笑みながら言うが、女官達の横を通りすぎるや表情が険しくなる中殿。



大妃殿。
大妃ハン氏「今何とおっしゃいましたか?中殿。」
中殿「とても申し上げにくいのですが、私と王様の仲を裂く妄言(デマ)が、宮殿内に出回っているそうです。」
大妃ハン氏「妄言とは?」

中殿「王様の体調が悪くなったのは私のせいだと。最近体調が回復したのは、
秘密裏に、女人をおそばにおかれたためだと…」

大妃ハン氏「王様が女人をおそばにおかれただなんて、そのようなお方ではないこと、
誰よりも中殿がご存知ではないですか?」

中殿「噂の真偽はともかく、このような妄言が宮殿の外へ出回ってしまったら、
無知な国民達は、この国の王室をどんなふうに見るのでしょうか?
どうか願わくば、私が自由に康寧殿へ出入りすることをお許し下さい。
私が王様のおそばをお守り出来なかったので、度々このような噂が生じるのではありませんか?」

大妃ハン氏「だが、觀象監(クァンサンガム)でも星宿庁でも、
合房日まではおとなしく皆距離をおいた方が良いと言うし…」

中殿「では、内命婦の長として、このような恥辱をただ見守れと仰せですか?」
大妃ハン氏「もう少しお待ちなさい、中殿。合房日が過ぎれば、噂もまただんだんなくなるでしょう。」
中殿「ですが、王様の体調がまたいつ悪くなるのか分からないので…」

大妃ハン氏「それは心配しないでください。実は大王大妃様が国巫チャン氏の神娘を
康寧殿へ厄受け巫女としてお入れになりました。」

中殿「厄受け…巫女とおっしゃいましたか?」

大妃ハン氏「そうです。最近体調がお健やかなのも、その娘の神力のおかげだそうだから、
しばし信じて待ってみてください。」



便殿。
上疏文に目を通すフォン、そんなフォンの顔色を伺う官僚達。

フォン「北道(白頭山以北の地方)に異例的な寒波が押し寄せるというのは事実ですか?」

ユン・スチャン「北道は、もともと寒い所ではありませぬか、ハハハ」
フォン「ならば…私が以前話した"ピ"…ハン…」
ユン・スチャン心の声「ピ・ハンドル?」

フォン「対策を練る必要もなかろう、北道はもともと寒い所だから、
民達は知りながらそのまま死ねということか?
居住民達の避難対策を急いであげるようにしてください。」

官僚達「はい、王様。」
フォン「あ、ひとつ忘れていた。"ピ"…」

ユン・スチャン心の声「やはり、ピ・ハンドルのことか?」

フォン「"被"…害状況もまた、調査して報告するように。」
ホッとするユン派。

フォン「それから、先日の經筵(君主に儒教の經書と歴史を教えること)で議論した
吏曹正郎(官職名)の賄賂の件ですが、受けとった物を徴収せよとの命を施行しなかったと聞いた。」

ハン・ジェギル「それ程多くもない物を、わざわざ徴収する必要があるのでしょうか?」

フォン「だが、その賄賂の品目は国民達から絞り取ったものであろう。
自分の物としてもらった訳ではないであろう。 領相(ユン・デヒョン)の考えはどうだ?」

領相「ごもっともなお言葉ですが、それほど多くはないので…」

ピ・ハンドルの"ピ"をわざと匂わせながら話すフォン。
フォンが"ピ"と言う度にビクビクするユン派官僚達。

フォン「"ヒ"エの粥一杯さえ食べられない国民達の"血"と汗の結晶なのだ、徴収しないわけにはいかない。
その者が賄賂として受けとった"反"物を、直ちに回収しなさい。
これを以って賄賂に関する調査を終わりにする。あぁそうだ、戸判。一つ気になることがあるのだが…」

ユン・スチャン「お申し付けください。」
フォン「寳榮(ポヨン)樓の工事は円滑に進んでいるのか?」
顔色が変わるユン派官僚達。

領相「そのように気になるのでございましたら、工事現場へ親臨(王が自らその場所に出向くこと)なされ、
くまなくお調べになるというのはいかがでしょうか?」

フォン「あ~~それは良い考えだな。だがしかし、何故か少し…
その申し出は遅くなかったか?そんな気がするな。」

と、ユン・デヒョンを意味深に見るフォン。



官僚達の執務室。
ユン・スチャン「まいったなー完全に遊ばれました。ピ、ピ、ピ!
ピのつく言葉ばかりおっしゃって、私達を弄びましたな。」

ハン・ジェギル「間違いなく何かご存知のようだが…何故これといった反応がないのか。
まさか、燥殺するおつもりではないだろうか…」

シム・サン「寳榮(ポヨン)樓の工事の件は、暴いてみれば、
すでに手遅れだったとお気付きになるだろう。」

ユン・スチャン「ならば、お諦めになったということですか?」
シム・サン「諦めたのではなく、機会を伺っていらしたのだろう。」
ハン・ジェギル「機会とは?どんな機会だ?」

ユン・スチャン「もぅいっつも含みのある言い回しばかりしないで、分かりやすく話してください。
機会とは、何の機会なのですか?」

ユン・デヒョン「外戚勢力を、一挙に一掃する機会だろう。」

すると使いの者が入ってきてユン・デヒョンに言った。「中殿様がお呼びでございます。」



交泰殿。
ユン・デヒョン「今何とおっしゃいましたか?都巫女チャン氏が、星宿庁に復帰したと言いましたか?」

中殿「はい、その者の神娘を康寧殿へ厄受け巫女としてお入れになったそうです。
間違いなく大王大妃殿の命でしょう。ですから、父上が代わりに大王大妃殿へ行って、
私の頼みを申し上げて来てください。」

ユン・デヒョン「頼みとは?」

中殿「いくら卑しい身分の巫女といえど、結局は女人ではありませんか。
王様のおそばにずっと置いておくことできません。」

ユン・デヒョン「ならば、王様のご健康のために入れた巫女を今すぐ下げろ、
そのような願いを申し上げろとおっしゃるのですか?」

中殿「はい、数日間続いている暴漢の夢もそうだし、最近変わられた王様の振る舞いもそう、
何だか不吉な予感が…」

ユン・デヒョン「何故一国の国母が、一介の巫女なんかに嫉妬するのですか?
王様が中殿様を遠ざけてらっしゃるとはいえ、卑しい巫女などに想いを寄せるとお思いですか?」



交泰殿を後にし、宮殿の一角。

ユン・デヒョン心の声「都巫女チャン氏が戻ってきた…あの、チャン・ノギョン…」

回想。
拷問を受けているアリを見て苦しむノギョンの姿。



大王大妃殿。
大王大妃ユン氏「領相がここまで何の用ですか?
私が垂簾聽政(幼い王に代わり政治を引き受けること)している時は、毎日訪ねて来ていたが、
今はなかなか会えませんね。」

ユン・デヒョン「申し訳ございません、大王大妃様。領相はとても忙しい官職でして…」

大王大妃ユン氏「とうに知っておる。誰のおかげでその席に座っているというのだ。
(心の声)誰のお陰でそこまで上がったと思っているのだ、私の前で権力を欲しいままにするというのか?」

ユン・デヒョン心の声「この落ちぶれたメス虎が、まだ自分が森の主人だと思ってるな。」

大王大妃ユン氏「一人之下 万人之上(地位がとても高い)人が、どうして隠居の老人を相手なさるのですか?」

ユン・デヒョン「都巫女チャン氏を、星宿庁に復帰させたと聞きました。」
大王大妃ユン氏「して?」
ユン・デヒョン「星宿庁にはすでに都巫女クォン氏がいるではないですか?」
大王大妃ユン氏「その者は臨時都巫女ではないか。神力もまた、チャン氏とは比べ物にならないであろう。」

ユン・デヒョン「ですが、チャン氏は8年前の件に深く関わっている人物ではありませぬか?
万が一、口を滑らせたら…」

大王大妃ユン氏「都巫女クォン氏もやはり、ウィソン君の謀反事件に深く関わっている人物ではないか。
危険だという面から見たら、二人とも同じであろう。」

ユン・デヒョン「ですが、それはもう随分前のことですし…」

大王大妃ユン氏「8年は、短い歳月ですか?私にはチャン氏の能力が必要なのです。
この国一の神力の持ち主であるのに、何故そのような者を手放せるものか。」

ユン・デヒョン「クォン氏は物欲と権力欲が強い者なので、むしろ扱い易い人物です。
ですがチャン氏は、内心が分からない人物ではありませぬか。そういう者であるほど、
扱いが大変で、危険極まりないと…」

大王大妃ユン氏「危険な人物であればあるほど、近くに置くべきなのです。」
ユン・デヒョン「大王大妃様…」

大王大妃ユン氏「一体何をそんなに恐れているのですか?領相。
どっちみちもう過ぎたことではありませぬか。何より…死人に…口なしですよ。」



密室。
ウォルはぐったり横たわっている。
すると軍士が入ってきて「刑を執行するから、連れて行け!」




星宿庁の一室。
部屋には随従巫女達が壁際に立ち、ノギョンもいた。
軍士達に連れてこられたウォル。椅子に座らせられる。ビクビクおびえるウォル。
そこへソルとチャンシルも駆けつける。

ナ・デギル「巫女ウォルは、厄受け巫女の命を受け寝殿に入ったが、
自身の役目を忘れ犯した不忠の罪を断罪するため、国法と神法の厳しさを見せるから、
一座は両の目をしっかり開き、一罰百戒の現場を見守りなさい。 始めろ。」

縄で椅子に縛り付けられるウォル。"邪"という烙印を押されるのか…



習射場。
フォン「星宿庁の巫籍に名前が載っている巫女なのは、確かか?」
ウン「さようでございます。」
フォン「領相(ユン・デヒョン)側は?」

ウン「厄受け巫女の存在さえ、知らないようです。御命を…お下げください。
あの女人は間者ではありません。罰するならば、女人の不忠をただ傍観していた私にも罰を…」

フォン「女人の味方をするとは…ウンらしくないな。分かっておる。
危険なのはその女人ではなく…まさに私だ!」



星宿庁の一室。
今にもウォルの額に"邪"という烙印が押されようとしている…

ノギョン心の声「どうすれば良いの、アリ。真実を明かせば助かるが、すぐに殺されるだろう。
このままでは、生き地獄であろう。私はどうすれば良いのだ…どうか答えておくれ、アリ…」

すると…「止めてください!」という声。
見るとヒョンソンが駆け込んできた。

ヒョンソン「御女命です!巫女ウォルは…これからも再び康寧殿に入り、
引き受けた任務を全うしろ…との御命がございました。」

二人はウォルに駆け寄り
チャンシル「姉さん!」
ソル「お嬢様!大丈夫ですか?」
ホッとして涙を流すウォルであった。



習射場。
フォン「惑わされたと言ったか…だから、振り切るべきだと言ったか…。
(悲しみをこらえながら)惑わされた。だが…振り切れないな…」



星宿庁 ウォルの部屋。
食事もせず部屋で一人、物思いにふけっているウォル。
するとノギョンが入ってきた。

ウォル「神母様…しばし出かけて参ります。」
ノギョン「その体でどこに行くと言うのだ?」
ウォル「少し…ほんの少しで済みます。どうしてもしなければならないことがあるのです。」
ノギョン「何を言っているの?お前、あんな目に遭ってもまだ…」

ウォル「分かっています。大殿(康寧殿)にお仕えする巫女がむやみに外出してはならないことも、
私が卑しい身分の巫女だということも、卑しい巫女が身分をわきまえるべきだということも…
今回の事ではっきりと分かりました。ですが、巫女であるがゆえ、味わうぞんざいな扱いと侮辱は
仕方なかったとしても、巫女であるがゆえ、受ける誤解と偏見だけは何としても解きたいのです。
お許しください。(ノギョンの顔をまっすぐ見つめ)最初で最後のお願いです。」



都の一角。
被衣(外出時に頭から被った長い衣)をかぶり歩くウォル。
その向こうにはミナ王女とシン氏、ミン尚宮がいた。

ミナ王女「せっかく私まで連れて出て来たのに、ノリゲ(装飾品)も嫌だとおっしゃるし、
反物もお断りになって、お義母様は本当に欲しいものがないのですか?」

シン氏「はい、ありません。ですから私のことは気になさらず、
王女様の欲しい物があったらおっしゃってください。」

ミナ王女「お義母様がないなら、私もありません。あ、ひとつあります。
旦那様がお使いになる花箋紙(便箋)が残り少なかったから…
出て来たついでに、一番良い物を用意して差し上げるのはどうでしょう?」

シン氏「王女様は、こうして夫を先に大切にして下さるので、母としてはただ有難いだけです。」
ミナ王女「お義母様、今笑いましたよね?もう悲しむのは終わりですよ?」

シン氏「わかりました。私の事をこんなに心配してくださる王女様を見ていたら、
そうしなければなりませんね。」

ミナ王女「笑うと家の中に福が来るそうですよ!ですから、よくお笑いにならなければなりませんよ。」
シン氏「はい、そうします。ちょっと小間物屋に寄ってから紙屋に行きましょう。」
ミナ王女「はい、お義母様。」



紙屋。
ウォルが紙を選んでいる。
店主「気を遣って選んでるところを見ると恋文を書くのかい?」
ウォル「恋文じゃなくて…反省文です。」
すると突然こんな声が聞こえてきた。

幼いヨヌの声「手紙じゃなくて…反省文なの…」

ウォルは辺りを見回してみるが、誰もいない。
そして、ナ・デギルの手下に追われ、僧侶に助けてもらい
反物屋を走り抜ける場面を思い出す。

回想。
ヤンミョン「私を待っててくれぬか?待っててくれるか?」

現実。
何も買わずに店を出るウォルに
店主「おや、選ばないでどこへ行くのですか?」
ウォル「少ししたらまた来ます。」
そう言って挨拶を交わす二人。



都の一角。
僧侶との約束を思い出し、その反物屋に来て見るウォル。

ウォル「約束してから数日経つんだもの、ここにいるはずがないわ…
そういえば、ありがとうの言葉も言えなかった…」

反物屋を後にしようとして、ふと後ろを振り向くと、そこにはヤンミョンが。

【レビュー】太陽を抱く月 第9話



紙屋。
ウォルとヤンミョンは紙屋に来ていた。
反省文を書く紙を選び、店主にお金を払うウォル。

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ウォル「(ヤンミョンへ向けて)お待たせしてすみません。用があってちょっと出て来たので、
もしやと思って反物屋に寄って見たのですが、本当にあちらにいらっしゃるとは思いませんでした。
遅くなったとはいえ、こうして挨拶ができて本当に幸いです。あの日は…本当にありがとうございました。
約束を守れなくて、すみません。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ヤンミョン「(フッと笑って)お礼なんて…結局助けてあげられなかったわけだし…」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ウォル「ケガしたのですか?」
ヤンミョン「私はもともと荒っぽく育ったので、これ位は大丈夫。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ウォル「ところで、今日は何故、衲衣服(僧侶の服)じゃないのですか?」
ヤンミョン「お?あ!君は誤解したみたいだね。私は僧侶ではない。あの時は事情があって変装してたんだ。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ウォル「本当に、お坊さんではないのですか?」

ヤンミョン「そうだ。私はまだ独り身だし、空に誓って恥ずかしい点が一つも無い自由の身だ。
もちろん、婚礼も挙げることができる。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

微笑む二人。

ヤンミョンはウォルの頬の傷を見つけ

ヤンミョン「(心配そうに)顔の傷は…どうしたのだ?」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

あぁ…と気まずそうにするウォル。

ヤンミョン「だいぶ苦労したようだな。もし逃げたいなら…申せ。助けてやる。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ウォル「ありがたいお言葉ですが、今は安全な所にいます。ですからご心配なさらなくても…」

ふと、こんな場面が脳裏をよぎる。

回想。
幼いヤンミョン「この情けない状況から逃げ出したいなら…
もしそうなら…王子の席もヤンミョン君という封爵(位)もみんな捨てて…君をさらって逃げることもできる。」

現実。
ウォル「まさか…王親(異姓王親)ですか?」
ヤンミョン「それ…どうして知ってる?」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ウォル「神気です。」
ヤンミョン「神気?」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ウォル「はい…先程、少し旦那様の過去が見えました。」
ヤンミョン「ただの神気だと言うのか?」

ウォル「恩返しということではありませんが、巫女として一言申し上げてもかまわないでしょうか?」
ヤンミョン「まぁ聞いてみよう。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ウォル「もうこの辺で…心に抱いたその方を放してあげてください。
新しい縁のために心の一部を空けておいてください。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ウォル「これ以上、無理した微笑みで真心を隠したり、偽らないで下さい。
ご自身の心をだまし偽って生きていくのは…本当につらいことでありませんか。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ヤンミョン「(涙ぐみながら)名前を…名前を尋ねてもよいか?」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ウォル「恐れながら、私には名前が…」

その時、フォンに名前をもらったことを思い出す。

回想。
フォンの声「私は君を、ウォルと名付けよう。」

現実。
ウォル「ウォルと申します。」
ヤンミョン「ウォル?」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ウォル「あ…私はもう戻らなければなりません。あの日は本当にありがとうございました。
必ず、良いご縁が訪れることをお祈りします。それでは…」

ヤンミョン「あ、ちょ、ちょっと…」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

被衣をかぶり急いで紙屋を出ると、ちょうど店に入ろうとしていたシン氏とぶつかってしまうウォル。



紙屋の前。
ミナ王女「お義母様、大丈夫ですか?」
ウォル「(うつむいたまま)すみません。急いでいたもので…」
シン氏「私は大丈夫だから、行きなさい…」
ウォル「ありがとうございます。」
ミナ王女「女性なのにあんなに乱暴にぶつかって...そうですよね?お義母様」

すると紙屋からヤンミョンが出てきた。

ミナ王女「ヤンミョンお兄様!」
シン氏「ヤンミョン大監!」
ヤンミョン「お二人はどうしてここに…」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

キョロキョロしてウォルを探すヤンミョン。

シン氏「お体はどうですか?急にいなくなって、皆とても心配しましたよ。」
ヤンミョン「ですがお義母様、私今ちょっと忙しいので、後ほどご挨拶に伺います。」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

と、ウォルを追いかけようとすると、ミナが腕をつかみ引き止めた。

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ミナ王女「恋人ができたのですか?兄上?」
ヤンミョン「そうだ、恋人だ。もういいか?」

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ミナ王女「あっちの方に行ったみたいだから、急いで行ってください。」

急いで走り去っていくヤンミョン。そんなヤンミョンの後姿を見ながら

【レビュー】太陽を抱く月 第9話

ミナ王女「(笑いながら)ホントみたいですよ~お義母様。」
シン氏「どんなお嬢さんなのか、顔をよく見ておけばよかった。うちのヨヌと同じ年頃だろうか?」
表情が曇るミナ王女…

結局ウォルは見つからず、がっかりするヤンミョン…

【レビュー】太陽を抱く月 第9話



星宿庁 ウォルの部屋。
紙と筆を準備し、反省文を書くウォル。



康寧殿。
フォンの御命を受け、再び厄受け巫女として寝殿へ向かうウォル。
フォンの部屋に入ると…フォンは起きてウォルを待っていた。



交泰殿。
爪を噛み、気が気でない中殿ボギョン。

回想。
大妃ハン氏の声「それは心配しないでください。実は大王大妃様が国巫チャン氏の神娘を
康寧殿へ厄受け巫女としてお入れになりました。」

現実。
サッと立ち上がり、部屋を出ようとする中殿の前に立ちふさがり
チョ尚宮「中殿様、何故またこのようなことを?」
中殿「どいて!今後また私の行く手を阻んだら、お前はここで舌を噛んで死ぬことになるわよ!」



康寧殿。
フォン「驚いたか?内医院から出された茶を飲まなかった。これからもずっとそうする。
だからお前は、お前が言った言葉の責任をとらなければならない。
眠っている間だけでも、政務の疲れを忘れろと言ったか?」

ウォル「さようでございます。」

フォン「心の中に抱いた苦しみを、取り除けと言ったか?」

ウォル「さようでございます。」

フォン「私は今とても疲れてだるい。そしてまた心の中に、望まない苦しみが…積もりそうだ。
だからお前が私の疲れを忘れさせなければならない。私の心の中を占めようとしているこの苦痛を、
お前が眠らせなければならない。できるか?答えなさい、できるのか?」

ウォル「やらせてください。お許し下さるならば、王様を苦しめる厄と悪毒な妖気を、私が塞いでみせます。
お体を困らせている疲れと苦痛を私が慰労してさしあげます。
私、愚かながらも王様のお体を守る義務を持った厄受け巫女でございます。
初めからひと月の約束でしたので、与えられた期間の間は任務を全うします。」

フォンの部屋の外でいてもたってもいられないヒョンソン。
すると、中殿ボギョンがやって来た。
すかさず、フォンの部屋の扉の前に立つヒョンソン。

ヒョンソン「中殿様、王様にお伝えいたしますので、しばし…」
中殿「扉を開けなさい。」
ヒョンソン「それは出来ません。」

無理やりヒョンソンをどかし、扉に手を掛ける中殿ボギョン。すると中から

フォン「(ウォルを見つめながら)顔を上げてみよ。上げなさい。御命だ。」

中殿ボギョンは、恐る恐る扉を開けて部屋の中を見てみると…
厄受け巫女の横顔と、巫女を見つめているフォンの姿が見えた…


レビュー作成:ILWOOSTORY Japanスタッフ pomu

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